2005年05月16日

日本の伝統食、胃がんになりやすい?

⇒いま世界的に和食ブームが起こっていますが、厚生労働省による10年間の追跡調査の結果、日本の伝統型食生活は胃がんになりやすいことが分かったそうです。

 調査にはふだんよく食べる、逆にあまり食べない食事内容をそれぞれ調べ、食生活パターンを分析することによって、胃がんのリスクを判定する方法を採用。胃がん発生率がもっとも高い秋田県横手、もっとも低い沖縄県石川など4地域に住む40―59歳の男女約4万人を、90年から10年間追跡したデータを活用し、「伝統型」「健康型」「欧米型」の3つの主な食生活パターンを導き出しました。
 その結果、まず「伝統型」は米や魚介類、日本酒の他、特に塩辛や練りウニ、数の子や筋子などの塩蔵魚卵、漬物、魚干物、みそ汁など高塩分食品との関連が強いもの。しかも、その高塩分食品の摂取頻度が高く、「伝統型」の度合いが強いほど、胃がんになるリスクは高かったとか。特に『伝統型』男性の場合、その度合いがもっとも強いグループで胃がんになるリスクは、もっとも弱いグループの3倍強あり、女性も同様に2.4倍ありました。
 さまざまな野菜や果物、海草、ヨーグルト、キノコ、大豆製品、牛乳、卵との関連が強いのが、「健康型」食生活パターンです。「健康型」女性の場合、その度合いがもっとも低いグループにくらべて、胃がんのリスクは低くなりました。ところが同男性では、その度合いが高くても低くても、胃がんリスクは変わらなかったそう。「健康型」男性は胃がんリスクを上げる喫煙の割合が多く、漬物と魚干物がやや多めなどの影響が考えられるとか。
 一方、牛肉や豚肉、鶏肉、パン、チーズ、マヨネーズなどとの関連が強い「欧米型」の場合、男女とも、胃がんリスクとの関連はなかったそうです。近年、胃がんの死亡順位は下がっていますが、発生率では依然、トップ。米や魚介類、日本酒はいいようですが、塩辛や漬物などは控えめにし、野菜と果物をたっぷりとりたいものですね。
posted by ベビーブーマー48号 at 06:27| Comment(1) | TrackBack(1) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
とても参考になりました。また寄らせていただきます。
Posted by 胃がんの転移 at 2008年12月23日 21:57
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