2006年12月07日

睡眠不足は「うつ」招く?

⇒年をとると、寝つきが悪くて…とお嘆きのご同輩、最近の研究で睡眠時間が短すぎても、長すぎても、うつ状態が強くなることが分かったそう。

 これは日大医学部が、厚生労働省による全国300地域・約2万5000人の調査データを使って、抑うつ状態や対人関係、身体症状などを点数化しうつの状態を評価。眠りとうつとの相関関係を分析したもの。その結果によると、睡眠時間が7時間台の人たちが、うつ状態の点数が最も低い、健康的な状態だったそうです。それより睡眠時間が短くても長くても、点数が高くなる傾向がみられたとか。またこれまで、早朝に目覚めてしまうことがうつの特徴的な症状の一つとされていましたが、今回の調査では、寝つき悪さのほうが、うつ症状とのかかわりが強いことも分かりました。
 10月6日の当ジャーナルでもご紹介しましたが、近年、寝つきが悪い、朝、目覚めがスッキリしない…という現代人が増えており、今や日本人の4人に1人は睡眠不足に悩んでいるといわれています。そして睡眠不足は、「うつ」ばかりではなく、高血圧、糖尿病、心臓病、脳卒中などの病気になる危険性を高めるそうです。またアメリカの実験によると、6時間睡眠を2週間続けた場合、作業能率は一晩徹夜したのと同じくらい低下することが明らかになったとか。 
 質のよい眠りは、質のよい仕事につながる…。もうひと踏ん張りしなければならない団塊世代の皆さん、充分睡眠をとって、今日もバリバリ働こうではありませんか。
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posted by ベビーブーマー48号 at 06:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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